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長崎とスタートアップな人 Vol.12
「交流が生まれ『思案する』場所、
ダイアゴナルラン長崎」

十八親和銀行 地域振興部 調査役 柴原 豪氏

十八親和銀行 地域振興部 調査役 柴原 豪氏

ー自己紹介をお願いします。

長崎県島原市生まれ、その後一時期親の仕事の都合で壱岐にいたこともありましたが、大学進学までのほとんどの時間を長崎市内で過ごしました。大学は、熊本大学教育学部地域共生社会課程に進学し、街づくりや地域社会貢献について学びました。
大学卒業後、親和銀行(現 十八親和銀行)に入行し、営業店、営業推進部での勤務を経て、福岡にあるふくおかフィナンシャルグループ(FFG)が運営するコワーキング施設「ダイアゴナルラン福岡(DRF)」へ配属になり、昨年より長崎にあるコワーキング施設「ダイアゴナルラン長崎(DRN)」にて運営を行っております。

ーダイアゴナルラン福岡(DRF)配属と聞いた時、いかがでしたか?

びっくりしました。今までの業務とは全く違う仕事で、携わったことがなかったので驚きました。
ですが、コワーキング施設運営に詳しいDRFのコミュニティーマネージャーと一緒になって、利用者さん同士が交流できる場を作り上げ、仲良くなった利用者さん同士でお仕事が生まれたりと、コミュニティが大きくなり、活性化する様子を間近で感じることができました。

ーダイアゴナルラン長崎(DRN)立ち上げにも、当初の企画から携わっていたと聞きました。

はい、企画段階から携わらせていただきました。十八銀行と親和銀行の合併による、店舗統廃合後の空いたスペースの有効活用を検討する中で、ふくおかフィナンシャルグループ内で東京や福岡にてすでにコワーキングスペースを運営しているノウハウを活かし長崎でもコワーキングスペースを作る話が出てきました。立地がよく人が集まりそうな、広さも確保できるということで、DRNが現在あるこの場所が選定され、またダイアゴナルラン福岡(DRF)で運営をしていた私が長崎そして十八親和銀行出身ということで、一から企画に携わらせていただくことになりました。

オープンから1年ちょっと経ちましたが、DRNを様々な人が行き交うような、そんな場所にしたいと考えています。地元企業の方、起業を目指す方、学生、長崎県外の方など多くの方を巻き込み、交流が生まれ、思案し、新たな事業をDRNから創り出せる、そんな場所になればという思いでDRNを作りました。
イベントを実施していると、ガラス張りということもあり、中の様子をみた道ゆく方々にも立ち寄っていただき会話が生まれることもあります。このように、DRNにふらっとお越しいただき、交流が生まれる場所にしていきたいです。

ーダイアゴナルラン長崎(DRN)は、誰でも利用可能ですか?

はい、どなたでも利用可能です(利用料金はこちら)。月額で契約していただく利用者さんもいらっしゃいますが、スポットでドロップインの利用も大歓迎です!DRNには、長崎市内の起業家だけでなく、学生、長崎市外の会社にお勤めの方、移住してきた方など、様々な方にご利用いただいています。

今から起業したい、しようとしている方には積極的にDRNにお越しいただき、DRNの中で交流を深めて行き、仲間集めや、事業を生み出して行ってほしいと思います。そのために、私たちもイベントを多く実施し、色んな人を呼び込み、交流できるような場所を作り上げていきたいと思います。

ー最後に、DRNや長崎への想いをお願いします!

DRNを通じ、長崎の経済が衰退していくのを食い止められたらいいなと思っています。長崎には上場企業がないという話がありますが、長崎だからこそのいいところを発信していき長崎が活性化していくようなことに貢献できればと思っています。具体的には、スタートアップ企業を大きく成長させ、長崎の代表企業となれるよう、サポートしていけたらと思っています。
私はほぼ毎日DRNにいますので、ぜひDRNに顔を出してみてください。皆様のお越しをお待ちしております!