株式会社konoki 代表 陣脇 康平氏
略歴
1996年 福岡生まれ
2019年 長崎大学卒業
2019年 株式会社タイミー九州支社立ち上げに従事
2020年 株式会社サイバーエージェントでメディア営業に従事
2021年4月 株式会社konoki創業
2021年の創業より「日本の森で、社会を豊かに。」をビジョンに掲げて活動。国産木材の新たな需要創出を目指し、木材を活用した製品の企画・販売や木材関連の事業プロデュースなど、木を通じた新しい体験づくりを行っています。
これまで、第1弾「木からつくるお茶」、第2弾「おうちでヒノキ風呂」をそれぞれクラウドファンディングでリリースしてきました。そして2021年8月5日より、国産材を用いた本格樽熟成アイテム「ミニ樽」「樽スティック」の2商品を、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて販売開始します。(https://www.makuake.com/project/konoki02/)
これまでに無いあらゆる産業と森林資源を掛け合わせて、需要創出を拡大させていくことがkonokiの使命です。
きっかけは、三重県美杉町の林業家さんとの出会いです。共同代表の所属する立命館アジア太平洋大学(APU)の出口学長のご紹介からkonokiは生まれました。
実は当時、新卒で内定をもらっていた会社があり、そこで働いていました。毎日本当に充実していて、働くことが楽しくて仕方ない理想的すぎる会社でした。しかし、そんな最中に出会った”林業”というあまりにも異色な業界。日本の林業の持つ様々な魅力と、深刻化する業界について知っていく中で、「何か自分にも出来ることはあるのでは無いか。」と、気づけばのめり込んでしまっていました。就職か起業するか...。人生であれほど悩んだことは初めてで、寝れない日々が続きました(笑)結果として、起業することを選択。お世話になっていた会社・先輩・同期を裏切る形になってしまい、本当に申し訳なく思っています。ただ今でも皆さん仲良くしてくれていて、気にかけてくれていて、これから先結果で恩返しするしかない!と割り切ることができました。
冒頭にもお話した「日本の森で、社会を豊かに。」というビジョンを体現すべく活動していきます。林業の川下にあたる木と人々(消費者)の接点、ここで木を通じた新しい体験を届け続けることが林業再生への近道だと考えています。自身も少し前までは、林業に全く関わりのなかった人間です。でもだからこそ、林業家の想いに寄り添いながら、そして人々(外界)の当たり前を取り入れた取り組みが出来ると確信しています。持続可能な森林経営の実現は容易なものではありませんが、地球も林業家も人々も幸せに出来る循環をkonokiが創りあげていきます。